無所属
板野郡選挙区当選4回
県議会1人会派「護民官」

2020.06.01 | 議会報告

県議会視察もコロナで中止・・「不要不急」の仕事なのか?

県議会委員会視察も「不要不急」か?
今年度は、県議会文教厚生委員会所属です。文教厚生委員会といえば、新型コロナウィルス対策で調査・議論すべきことが山のようにあります。

ところが、事務局から、今年は6月議会前の前期の県内視察、9月議会前の県外視察、9月議会後の後期県内視察を、すべて中止したいというお話がありました。
お聞きすると、文教厚生委員会だけでなく、全常任委員会でそのような話がすすんでいます。
私は、視察中止に反対しました。いまの時期こそ、最前線で頑張っている県病院局はじめ、最前線の皆さんのご意見を議会としてお聞きするべきだと思うからです。原則、現場を踏まなければ、十分な調査はできません。

先日、地方創生対策特別委員会のテレビ会議による勉強会がありました。県東京本部と県庁をつないで行いましたが、県外視察は、少なくともそういう形なら可能ではないのかと意見しました。
県内視察は、従来のようにバスで一緒に行くのではなく、個々に乗用車を使うなど工夫すれば、コロナ対策は十分可能です。視察先でも、同様に対策をとることはできます。
今後また第二波が発生して、非常事態宣言が出るようなことがあれば、視察も含めて移動は当然自粛でしょう。しかし、いまこそ一生懸命調査に動かないと、一体いつ動けるのでしょう。

「不要不急」の委員会視察なら、コロナがない時期でも意味がないということになります。そんな軽いものなのでしょうか。