昨日県に地方議員12人連名で申し入れをしました。連休中に知事の要請した運転免許証等の提示による県外人の排除について、やっていなかったパチンコ店を私の事務所の独自調査(4日と5日の2回)で確認したことを受けて、
①約束どおり知事に全パチンコ店に休業要請をしていただくよう求めること
②知事が免許証を確認する方式を他の業者にも「参考にして」と広げようとしているのは、プライバシー侵害や県外人の反発と行った問題を起こし兼ねないのでやめていただくこと、
が目的でした。
しかし、私の通報(6日)により当該パチンコ店にかけつけた県の職員は、「たばこを吸いたいというお客の要望により動線を分けたために徹底しなかった」とパチンコ店から説明を受けて、「免許証チェックはやっていた」と判断し、休業要請しないという判断をしたことがわかりました。当然納得できません。
実際、調査では、店の二カ所の入り口はどちらからも入って、ノーチェックだったことは確認済みです。
業者にそう言われたなら、私に「業者はこう言っていますが」と聞けばいいのに、実は、申し入れ時には何の反論もなく、5時からの県庁での対策会議で担当が知事に報告する庁内放送をみて、私は初めて業者の言い分を知りました。
頭にきて、県政記者室に改めて「業者を擁護しているとしか思えない」と怒りのメモを投げ込み、その足で担当課に出向いて、「こんな子供だましの言い分でよしとしたのか」と叱責してきました。
ところが、本日の新聞報道は、運転免許証を点検していなかった店があったという資料もつけた私たちの説明は、一顧だにせず、単に②の点だけを書いたので、朝も夜も、何か私がパチンコ店に県外客が入るのを容認するかのように勘違いした意見のお電話をいただきました。
ことの本質は、全国で唯一パチンコ店に休業要請せずにいる知事の姿勢に反対し、なんとか休業要請していただきたいと、動いたということです。ご意見いただいた方には、きちんと説明すると納得していただき、「頑張って」と激励されました。マスコミ報道というのは、怖いですね。