無所属
板野郡選挙区当選4回
県議会1人会派「護民官」

2020.04.24 | 政治活動

新型コロナウィルス検査ドライブスルーで検体検査へ
発熱外来とは別物

夜9時前になって、県庁の課長さんからドライブスルーの仕組みについて、説明の電話がありました。本当にご苦労さまです。

説明によると、ドライブスルーは、検体を採取する場所で、医師会の医師が協力します。そして、ここに行くよう患者に指示するのは、県医師会です。その医師会に相談するのは、患者のかかりつけ医です。

この仕組みが一番従来と違うのは、保健所を通さないことです。保健所=帰国者・接触者相談センターの役割を医師会が担うルートを作ったことです。他県には、すでに作られているところかありますが、徳島県はこれまで全て保健所を通していました。

しかし、かかりつけ医からの相談に乗る医師会が、保健所と同じ対応をするなら、何も変わりません。

そこで肝心なのは、検査を認める基準を緩和することです。国の基準はすでに緩和されていると聞いていますので、これを医師会にもかかりつけ医にも改めて周知徹底するよう、課長さんに要請しました。

先程のニュースでは、検査対象は、かかりつけ医が医師会に検査を要請した人だということでした。
そうなると、かかりつけ医が、事前にそれなりの診察をする必要があるのではないでしょうか。
レントゲン等とらなくても、問診等だけで検査を要請できるのでしょうか。そうでないと発熱外来を持たない医療機関は、やはり危険にさらされます。

本日、県からドライブスルーによる検体採取導入の説明を受けましたが、場所は、徳島市に1箇所、非公表で、保健所からではなく医師会が相談を受けて、必要と認めた人に、行くように指示するという内容でした。
残念ながら、発熱外来とは全く別物でした。これで、相談先の電話が保健所に加え医師会にもできるだけなら、果たして検査数増につながるのか、開業医や一般病院の負担軽減になるのか疑問があります。