知事が今日のところは、パチンコ店に休業要請をするのをやめたとのニュースが、流れました。全店舗にたいし、県外客の免許証確認などにより県外客をチェックするよう求め、1つでもできない店舗があれば、全体に休業要請とするといいます。
パチンコ店のなかには、県外客お断りの看板を立てていても、実際は声かけせずノーチェックのところもあります。私も現地で実情を調べて、県に伝えてはいました。県のやり方は、「連帯責任をとらせるぞ」と脅しているように見えて、何か嫌な感じです。
しかし、そもそも、県内客であっても、子供たちが学校を休んで感染拡大防止に協力しているときに、大人がパチンコしていてどうするのでしょう。
この点を、私は、4月28日の県議会文教厚生委員会で「これでは、子供たちに示しがつかない。知事に休業要請するよう、教育長として意見具申してほしい」と意見していました。
また、県外ナンバーの監視などをしていると、コロナ禍が終息したあと県に来てくれなくなるという指摘もあります。パチンコ店の店先でも、いちいち県外客をチェックして排除するより、他県ですでにやっている休業要請をやるほうが、お客さんの反発もないのではないでしょうか。
4月30日の県議会討論の中でも指摘しましたが、休業要請をしない県の姿勢は、危機感の欠如ではないのでしょうか。早く休業要請するべきです。