三好市議会議会の一般質問自粛には、びっくりしました。感染予防や職員の負担を軽減するなら、本会議採決も委員会もおなじことでしょう。同じ会場で、採決するのはいいが、質問するのはだめなのでしょうか。採決の際には、質疑や討論もできます。しかし、一般質問をするなというからには、それもするなということになるのでしょうか。
議会での一般質問を「自粛する」ということは、一般質問というのは、「不要不急」であって、してもしなくてもいいものなのだということになりませんか。私は、一般質問というのは、住民の代表として、行政機関だけでは捉え切れていない住民の声をしっかり行政に届けるための、かけがえのない機会だと考えます。一般質問する権利を放棄するということは、住民の声を届ける義務を怠るということです。
報道を見る限りでは、一般質問を「禁止」するのではなく、しないよう「要請」するだけのようですから、要請を蹴って質問してくれる議員さんがあることに期待します。
ちなみに、職員の負担軽減をするなら、議会への対応の手を抜くより、臨時に人を雇うなど、やれることは他にあるでしょう。それこそ、議会として議論すればよいことです