2004年1月31日 住民合意を求める県民懇談会
第二回の懇談会でした。中嶋代表の報告のあと討議しました。会場は、徳島県青少年センター。
淀川水系流域委員会のような優れたやりかたを吉野川の河川整備でも採用して、科学的で民主的な議論の場を設けてもらいたいというのが、参加者の共通した思いでした。
国土交通省や県にもはたらきかけていこうというようなことで、今後の行動も話し合われました。
同会は、「住民の間で意見が分かれる重要な地域問題を検討し、公正な事業評価と公平な事業手続きのありかたを明らかにし、住民合意が速やかに図られるように働きかけること」を目的として、昨年12月発足しました。会の趣旨に賛同する人は年会費2000円で誰でも会員になれます。
2004年2月3日 井川町で市町村設置型合併処理浄化槽事業視察
井川町では、徳島県ではじめて市町村設置型の合併処理浄化槽事業を導入します。
流域下水道計画の見直し縮小を求める住民の会の視察に参加し、担当室長さんらからお話を聞きました。
県が作成した汚水処理計画策定マニュアルどおりに計算したところ、どの地区でも下水道や農業集落排水事業より、財政面で有利になったということです。
財政面だけでなく、人口減に柔軟に対応できることや終末処理場を必要としないことなど合併浄化槽方式が有利だということでした。税金節約のためにも、今後下水道中心の汚水処理計画を全県的に見直していく必要があります。


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